「第2週は休みが1日だけで、いやだなあと思う」
「先生たちも休めなくて、疲れないのだろうか」

母・孝子さんも同じ思いです。


(母 孝子さん・44)「何となく学力のためかなと。でも聞いてみると、授業ではなかったり、行事だったり。では何なのかなと聞いてみたい」

(今吉はるねさん)「しっかりした理由がないなら、いらないと思う」「やっぱり動かないと変わらないので(新聞に)投稿してみた」

土曜授業はかつては全国的に行われていましたが、週休2日制や学習内容を削減する「ゆとり教育」の導入で、2002年度から無くなりました。

しかし、国はゆとり脱却のため2013年に方針を見直し、「教育委員会の判断で可能」としました。

県内では、2015年までにすべての公立小中学校で毎月第2土曜日に半日の土曜授業を再開。年間7回から10回行われています。
県教委が各市町村教委に出した通知では、「学力向上」のほか、「土曜日に実施する利点を生かした地域や保護者と連携した取り組み」を要請しました。

■土曜授業はあったほうがいい?街の小学生の声は・・・
「ない方が良い」
「あった方が良い。友だちと交流できるから楽しい時間が増える。5年生になると、塾に行く子が多くなり遊ぶ機会が減ってきた」
「ない方が良い。児童クラブに朝から来て遊んだ方が良い」
「あった方が良い。勉強になるから」