企業が労働者に最低限、支払わないといけない賃金=最低賃金。現在、鹿児島県は1時間あたり953円ですが、来月1日には初めて1000円を上回り、1026円に引き上げられます。

働く側から歓迎の声が上がる一方で、物価高とのダブルパンチに、経営者からは苦悩の声も聞かれます。
鹿児島大学に通う3人。弁当より価格の安いカップラーメンを食べたり、時には昼食を抜いたりして食費を抑えているといいます。

(大学2年生・1人暮らし)「毎日カツカツ。カツカツだからお昼はなし。家でご飯を炊いて食べる」
3人のアルバイト先では来月、時給が20円から30円ほど上がることになりました。
(大学生)「(時給が)上がるのはうれしい。やる気にもつながる」
(大学2年生・実家暮らし)「ご飯をもっと食べる」
学生にとってアルバイトは、学費以外の交際費もかさむため、貴重な収入源だといいます。
(大学1年生・実家暮らし)「3桁だったのが4桁になるのは大きい。親にあまり学費以外で負担をかけたくない。遊ぶお金は自分で稼ぐことが大事」







