シリーズでお伝えしている「昭和からのメッセージ」。現在も鹿児島湾の海底に沈んでいる旧日本軍の飛行機。乗っていたとみられるのは23歳で戦死した甑島出身の若者です。遺族と共にその足跡をたどりました。

鹿児島湾の海底に沈む旧日本軍の飛行機とみられる機体。水中映像には操縦席や翼のようなものが映っていました。

JNNは戦争体験者の証言をきっかけに去年1月、機体を発見。鹿児島水産高校の協力を得て、水中ドローンでこの機体をさまざまな角度から詳しく撮影しました。
(鹿児島水産高校の生徒)
「自分が(平和に)生活できていることがどれだけ幸せか実感した」
「戦争の悲惨さ。技術が発展して撮影できるようになって映像に残して語り継いでいくのが大事だと思った」
撮影した7868枚の写真を組み合わせて3Dモデルを作成。暗い海底でわかりづらかった機体の全体像が見えてきました。専門家に見てもらうと…
