
ことしで89歳。数年前に筆を置いた有馬さん。最後に描いたのは、ふるさとの景色です。
(有馬昭人さん・89)
「戦争画を描くときは心はつらい、こういうのは幸せ」

「戦争はいいところはひとつもない、戦争が始まると戦いに勝った方も負けた方も必ず犠牲がある。当時はデジカメはない時代、絵しかない。当時はこうだったという事実を絵から想像して、伝えてほしい」
80年前にふるさとを襲った空襲。薄れていく戦争の記憶を、絵を通して次の世代に語りかけます。
【有馬さんの作品展示】
▼今月25日~姶良公民館
▼来月6日~姶良市立中央図書館