1年に1度の釣り実習の日。ひさしぶりの海に、気合いが入ります。

(鮫島耕児さん)「ひとつ海を知っている男として教えてあげたいなって思いがあった。待っていました、俺の得意分野だと」

実習では、船も操縦。先生の操舵号令に合わせて、生徒は慣れない舵をとります。

「ポートテン10(舵を左に10度)」「ポートは左だね」「逆だ」

(鮫島耕児さん)「(見習い時代を)思い出す。よく怒られていた」

長年、船長として号令を出してきましたが、きょうは号令を受ける側です。舵を握れば、船長の表情に。