(田之浦校区コミュニティ協議会 井久保修二会長)「変わったけど、見方によっては、樽はそれぞれ生徒で、ここで色々自分の行く先を待ってるような、未来に向かって、期待感がある」

田之浦中学校の卒業生で、地域のコミュニティ協議会の会長を務める井久保修二さんです。

井久保さんが暮らす田之浦地区の人口は、中学校閉校前は680人でしたが、少子高齢化が進み、今は366人まで減少。地域活性化の拠点として、残された校舎の活用策を模索してきました。

(田之浦校区コミュニティ協議会 井久保修二会長)「3年後、田之浦地区で育ったウィスキー、新しいウイスキーが世に出ていく時が来るのを(地区の)みなさん楽しみにしている」

旧中学校の施設のうち、体育館は貯蔵庫としてすでに活用が始まっていますが、今後は校舎の2階部分をウイスキーの試飲もできる貯蔵庫見学の拠点として改修する計画です。