1月10日は110番の日です。110番通報の正しい使い方について理解してもらおうと高知市で啓発活動が行われました。

「守ります あなたの安全 110番」

JR高知駅前で行われた啓発活動には警察官およそ50人と、丑之助学園の園児たちおよそ90人が参加しました。

園児たちは駅を利用する人たちにチラシを配るなどして、110番通報の正しい使い方を呼びかけました。

県警によりますと去年1年間の県内での110番通報はおよそ5万2000件で、1日あたりの平均は142件でした。このうちおよそ半数が「免許の更新をしたい」、「落とし物をした」といった緊急性がない内容で、警察官が現場に向かう必要が無かったということです。このため県警は、相談などの電話は110番ではなく、「#9110」にかけるよう呼びかけています。

(県警 通信指令課 伊藤秀明 次長)
「限られた人数で110番(通報)を受理している。不要不急の電話がかかってくると本来必要な110番(通報)に対応できなくなる可能性がある。警察の業務の妨げになるので不要不急の電話については“#9110”または最寄りの警察署に電話してもらうよう協力よろしくお願いします」