5期20年間高知市長を務めてきた岡﨑誠也さんは29日を持って退任します。記者団の質問に対し、「行政に完結はなくやり切ったという感覚ではない」と語りました。
岡﨑市長は昭和50年=1975年に高知市役所に入りました。20年の市長としての任期を含めた、48年の役所生活をこう振り返りました。

(岡﨑誠也 市長)
「行政に完結編っていうのはないと思ってます。どんどん市民のニーズも変わるので、それにふさわしい行政に転換していかなければいけない。自分は長く行政にいるので、まだまだ継続しながら変化して発展していくというのが行政。感覚として『やり切った』という感覚ではないですね」
その上で岡﨑市長は「市長職としては20年間全力で走ってきたのでそれなりに追い求めて一定の形はできたと思っているが完成形ではない」と話しました。