将来の選択肢の1つとして“起業”について学ぶ小学生向けのワークショップが開かれました。子どもたちはさまざまなアイデアを出し合い、起業を身近に感じたようです。
このワークショップは夏休みに合わせて高知県が開催していて、今回で4回目です。
これまでは中学生のみを対象としていましたが、より多くの子どもたちに“起業すること”を身近に感じてもらおうと、今年初めて小学生向けのプログラムが開かれました。
24日は小学校高学年の20人が班に分かれて会社を作り、「高知の特産物」を生かした事業の立ち上げを体験。販売する商品の選定や銀行から融資を受けるためのプレゼンなどを行い、会社経営の流れを学んでいました。
(5年生)
「お母さんがITの仕事をしててその姿を見て(起業に)興味がわいた」
(4年生)
「もともと起業したいと思っていて、その手順が決まっていないので学ぼうと思って来た」
(5年生)
「初めて会った人たちだけど本当に楽しかった」
(県産学官民連携課 田所紗智子チーフ)
「なかなか小中学生は起業というものを知らないので、まずは『起業』という言葉を知ってもらって、どういうものか触れてもらって将来の夢の1つの選択肢にしてほしい」
このワークショップは25日、26日と、9月にも開催されることになっています。
起業体験ワークショップ
(小学生対象)8月26日(土)、9月24日(日)
(中学生対象)8月25日(金)、9月23日(土)