先週、高知県内で確認された新型コロナの患者数は1医療機関あたり平均で5.43人と増加傾向が続いています。

県によりますと6月26日から今月2日までの1週間に新型コロナ陽性と診断された患者数は239人で、前の週と比べ15人多く、増加傾向が続いています。指定された1医療機関あたりの平均患者数は5.43人です。入院患者は41人で、このうち2人が重症です。

年代別では10代が56人と最も多く、70歳以上が38人、40代が32人、10歳未満が30人、50代が25人、30代が21人、20代が20人、60代が17人となっています。

保健所管内別では、幡多で減少していますが、安芸で急増したほか、中央西で増加しています。

県内全域で見ると患者数は増加していて、県は引き続き手洗い・うがいなどの基本的な感染防止対策を呼びかけています。