6月高知県議会が開会し、「省エネ化」を支援することを柱とした、およそ55億円の補正予算案などが提出されました。

県議会6月定例会には高騰する原油価格や物価への対策を柱とした54億8100万円あまりの補正予算案が提出されました。

具体的には中小企業の設備の省エネ化を支援する費用として5億4100万円が、省エネ性能の高い家電製品の購入を支援する費用として、5億9400万円が計上されています。

(濵田省司 知事)
「昨年来の物価の高騰に対しては、今議会に提案した補正予算の執行を通じて、影響緩和を図り、あわせて省エネルギー対策の推進など、社会経済の構造転換を促す施策を迅速に的確に講じます」

また、濵田知事は提案理由説明の中で、直面する課題に真正面から取り組み、「12月の任期満了まで全力で駆け抜ける」と話しました。6月県議会は7月6日までで、6月27日から一般質問が始まります。