高知県は来週開会する県議会に、高騰する原油価格や物価への対策を柱とした54億円あまりの補正予算案を提出します。

県は県議会6月定例会に、一般会計の総額で54億8100万円の補正予算案を提出します。原油価格・物価高騰対策として、国の交付金を活用し、事業者や生活者の「省エネ化」を支援することが柱となっていて、中小企業の設備を更新する費用として5億4100万円あまりが計上されています。

また「生活者への支援」として、今年10月から12月までの間に県内の量販店や電器店で省エネ性能が高い家電製品を購入した場合、購入費用の一部を支援する取り組みを進めるため、5億9400万円が計上されています。

(濵田省司 知事)
「特に『省エネ』というところにポイントを置き、これと『構造転換』と一石二鳥という効果を狙って支援を重点的にしていこうという発想に至って対応した」

県議会6月定例会は6月22日(木)に開会します。