土砂災害について知ってもらおうという展示会が高知市で開かれています。高知で過去に起きた土砂災害のパネルなどが展示されていて、県は、「日ごろからの防災意識を高めてほしい」としています。
展示会が行われているのはオーテピア高知図書館です。国土交通省がさだめている、6月1日からの「土砂災害防止月間」に合わせ、土砂災害について知ってもらおうと開かれてます。
会場には、土砂災害が起こるメカニズムや、避難の方法などが記された書籍のほか、繁藤災害や、高知市の比島山の崩壊など、高知で過去に発生した土砂災害の被害の様子が分かるパネルなどが展示されています。
1991から2020年までの年間降水量が全国で1位の高知県は、土砂災害が起きる確率が高いとされています。県は、土砂災害警戒区域などをホームページや防災アプリで確認し、自分の命を守れるよう日頃から備えてほしいとしています。
(県防災砂防課 竹内和也さん)
「梅雨の時期に入りましてこれから台風期になってきます。大雨の情報を事前にみなさまで収集していただいて早め早めの避難を心掛けていただければ」
展示会は6月30日まで、高知市のオーテピア高知図書館で開かれています。