新型コロナウイルスの感染症法上の分類が、8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。これに伴い8日朝、高知市では通常の業務に加えて新型コロナの対応にあたった市の職員に対し、兼務を解除する辞令が交付されました。

兼務を解除されたのは高知市役所の保健師と栄養士合わせて74人です。高知市では新型コロナの対応を当初は地域保健課が行っていましたが、度重なる感染拡大により業務がひっ迫。別の部署の職員が通常の業務に加えて兼務で対応をしていました。

岡﨑市長は「3年間、戦場のようなご苦労をおかけした」とねぎらいの言葉を述べ、職員に兼務を解除する辞令を手渡しました。

(基幹型地域包括支援センター 北村朋子 副所長)
「一つの区切りと感じています。ただウイルスが無くなったわけではありませんので、まだまだ油断はできない気持ちです。様々な形で健康危機は市民に降りかかってくると思います。その時にまた保健師で力を合わせて、市民のためにやっていきたい」