直近の高知県内経済について高知財務事務所は「緩やかに持ち直している」と今年1月の判断を据え置きました。

高知財務事務所は年に4回県内の経済情勢の基調判断を行っています。今年4月の判断は「全体として緩やかに持ち直している」と直近の今年1月の判断を据え置きました。

このうち個人消費では百貨店や量販店の惣菜の需要が引き続き高い一方、花粉の飛散量が多かったことから鼻炎薬などの医薬品が好調だったということです。また、観光ではキャンペーンやインバウンドの増加で回復傾向が続いています。

雇用情勢では、有効求人倍率が上昇を続けていることなどから回復基調が続いているとしています。

高知財務事務所は「ウィズコロナの下で景気が持ち直していくことが期待されるが、物価上昇などの影響に十分注意する必要がある」としています。