高知龍馬マラソンですばらしい走りを見せた青山学院大学・陸上競技部の選手らによるランニングセミナーが18日に開かれました。参加者はウォーミングアップの大切さを改めて実感できたようです。

高知龍馬マラソンの関連イベントとして開かれたランニングセミナー。指導するのは青山学院大学陸上競技部長距離ブロックのメンバーです。

(青山学院大学 陸上競技部 志貴勇斗 主将)
「ランニングセミナーということで青学の強さの一部をみなさんにお伝えするので、ぜひ吸収してほしいです。よろしくお願いします」

セミナーには龍馬マラソン出場の一般ランナーや、県内の中・高校陸上部員ら154人が参加。まず、青山学院の強さに繋がっている伝統トレーニング「青トレ」を体験します。

選手たちが直接、指導にあたります。このトレーニングを毎日行っているという青山学院大学の選手たち。続けることで安定した体幹や、柔らかい関節の動きが身につき、長距離を走る際、フォームが崩れないことに繋がるといいます。

(青山学院大学 陸上競技部 志貴勇斗 主将)
「多くの方に青トレを実践してもらって青山学院大学の強さの根底にこういった基礎があるということを皆さんに知ってもらいたいと思っています」

一時間みっちりとウォーミングアップを行った後・・・

参加者は選手たちとの交流を楽しみながら、しっかりとウォーミングアップを行うことで、走りが大きく変化することを実感できたようです。

(参加者した一般ランナー)
「今まで練習なしで走り出してましたが(ウォーミングアップをすることで)走り出しが軽かったです」

(参加した中学生)
「去年も受けていたが今年はまた違った感じで教えてもらえて、青学の人たちはみんな優しくてとても楽しかったです」
「いろんな筋肉の使い方などを教えてもらえたので、部活動でも同じことをして頑張っていこうと思います」
「筋肉などの使い方を知って、大会などでいい記録を残せたらと思いました」

(青山学院大学 陸上競技部 志貴勇斗 主将)
「こうやって教えることによって地域の方々と交流もできますし、なにより自分たちの動きの確認にもつながるので本当にいいイベントだったなと思っています」

20日で終了した青山学院大学・陸上競技部の高知合宿。高知で始動した新たなチームで、選手たちは箱根駅伝をはじめとする様々な大会での王者奪還を目指します。

(青山学院大学 陸上競技部 志貴勇斗 主将)
「この合宿が青学の基盤となる新入生も入ってきての合宿となるので、合宿を通して基盤を作りげることができたと思うので、この先のトラックシーズンや箱根駅伝に向けてチーム一丸となって頑張っていきたいと思います」