パソコンに突然警告画面が出て、表示された番号に電話すると、犯人が「“トロイの木馬”に感染した、復旧のため電子マネーを」と話す手口の特殊詐欺が相次いでいて、高知県警が注意を呼びかけています。
県警によりますと、相次いでいる特殊詐欺の手口は、パソコンでインターネットをしていると、突然警告画面が出て番号が表示されるというものです。
その番号に電話すると、カタコトの日本語を話す犯人が、「“トロイの木馬”に感染した。復旧のために電子マネーを買ってほしい」と、コンビニで電子マネーを購入するよう指示をしてくるということです。2023年1月下旬には、この「トロイの木馬」の手口で、70代の女性が20万円をだまし取られていて、県警は、「パソコンの電源を切って、警察に相談を」と注意を呼びかけています。
高知県内では2022年、32件の特殊詐欺事件で、4688万円がだまし取られました。(高知県警 あんしんFメールより)