仁淀川流域の環境保全活動に役立ててもらおうと、大手ビールメ―カーが、ビールの売り上げの一部を寄付しました。

寄付を行ったのは大手ビールメ―カー「アサヒビール」です。2008年からビールの売り上げの一部を仁淀川の環境保全活動に役立てる取り組みを行っています。8日は、仁淀川流域の市町村で環境保全活動に取り組む「仁淀川流域交流会議」に30万円を寄付しました。寄付は今回で18回目で、これまでの総額は2648万2100円となりました。また、アサヒビールが県や「仁淀川流域交流会議」と結んでいる、川を守るための協定も更新されました。

映画「竜とそばかすの姫」やドラマ「らんまん」で仁淀川の知名度は全国的に高まっていて、アサヒビールは今後も清流の保全に力を入れる方針です。

(アサヒビール高知支社 寺本武司 支社長)
「商品の提供だけでなく(自然の)“価値”も大事にしていきたい。(仁淀川の)このすばらしい水の青さ、こういった自然を残していくのは非常に難しく大事なことなので、保全活動にぜひ活用していただければ」

今回寄付された金額は、仁淀川流域での植樹、清掃、環境学習活動などに活用される予定です。