高知県内ではインフルエンザの患者数が前の週から増加していて、県全域が注意報レベルとなっています。県はうがい・手洗い・マスクなど基本的な予防対策を取るよう呼びかけています。
県によりますと1月30日から2月5日まで、県内45か所の定点医療機関を受診し、インフルエンザと診断された患者数は530人となり、定点あたりの報告数は11.78と前の週を1.74ポイント上回りました。保健所管内別では中央西で前の週のおよそ4倍にあたる83人と急増したほか、中央東管内で148人、安芸管内で28人と前の週より増加し、県全域で注意報レベルを超えています。学校などでの集団発生の報告も続いていて、中央西管内で1校が休校したほか、学年閉鎖は安芸管内で2校、高知市で1校、学級閉鎖は中央東管内で2校、高知市で3校となっています。
インフルエンザは流行期に入っていて、県は新型コロナ対策とともに予防接種を受けるなど、うがい・手洗い・マスクなど基本的な予防対策を取るよう呼びかけています。