まずは新型コロナウイルスについて、高知県内で303人の感染が確認されました。1人の死亡が報告されています。

感染が確認されたのは、0歳から90歳以上までの303人です。新規の感染確認数は減少傾向にありますが、70歳以上の高齢者が55人と全体のおよそ20%を占めていて、県は「医療への負荷が増える要因として警戒が必要」としています。新たなクラスターは2件で、中央東管内の2つの高齢者施設で確認されました。

また、70代の男性の死亡が報告されました。男性には基礎疾患があり、医療機関に入院中に陽性が判明。療養していましたが1日死亡したということです。

県内には、3シーズンぶりに、インフルエンザ注意報が発表されていて、10の保育園や学校で学級閉鎖や学年閉鎖となっています。これを受け県は、新型コロナと同様の感染防止対策とともに、インフルエンザワクチンの接種も呼びかけています。

累計の感染確認は、16万3471人となりました。128人が医療機関に入院していて、重症は8人・中等症は32人です。病床の占有率は、37.3パーセントで、対応の目安は「警戒強化」です。

四国の他県の状況です。愛媛で691人、香川で556人、徳島で361人の感染が確認されています。