2025年に「ノーベル化学賞」を受賞した、京都大学の北川進特別教授が、28日、高知市で講演しました。

この講演、は小中高校生に化学に触れてもらおうと高知市などが主催し、産官学が一体となった事業の一環で開かれました。講師は、2025年に多孔性金属錯体・MOFの研究でノーベル化学賞を受賞した、京都大学の北川進特別教授です。同じ京都大学の樋口雅一特定拠点准教授が高知市出身であることがきっかけで、実現しました。

北川教授は、「資源エネルギーが石炭などの“固体”から石油などの“液体”へと移り変わり、これからは“気体”の世紀になる」と持論を展開。「空気を使った循環型のエネルギーが求められ、メタンや酸素などの分子を取り込めるMOFの役割が重要になる」と述べました。

▼講演を聞いた高校生
「化学が一番得意なんですけど、きょうの話が勉強になったし、MOFがこれからの時代にも生きてきそうなので、自分も身近にあったら触ったり見たりしてみたいと思いました」

参加者は「10億分の1m」とされる“ナノレベル”の科学の世界の話に、興味津々な様子で耳を傾けていました。