プロ野球の元ピッチングコーチと現役コーチを招いた野球教室が、21日、高知県四万十市で開かれました。

21日、四万十市の通称「四万十スタジアム」で中学生を指導したのは「オリックス・バファローズ」の元ピッチングコーチで野球解説者などで活動する星野伸之さんと「阪神タイガース」の外野守備走塁コーチ、筒井壮さんです。新型コロナのため令和元年度以降見送られていましたが、3年ぶりとなる今回は初めて、幡多地域が会場となり、中学校の野球部員46人が参加しました。

筒井さんは一塁ベースへの走塁を指導。地面を踏む感覚や、体の傾け方、足の運び方などを教えていました。

元ピッチングコーチの星野さんはストライクを取る変化球か空振りをさせる変化球かパターンを持っておくと良いなどとアドバイスしていました。

(星野さん)
「今のは悪くない。しっかり腕を振れてるから腕を振りながら覚えるしかない」

また星野さんは、久しぶりにマウンドに立ち各学校の代表と対決。なんと、ランニングホームランも飛び出しました。

(Q.印象に残ったのは?)
「星野さんからホームランを打ったことです。気持ち良かったです」
「走塁とか守備やバッティングなど色々な指導を受けたので技術面でも生かせると思います」