プロのダンサーと子どもたちが一緒に踊るよさこいチームが、2026年、初めて「よさこい祭り」に出場します。チームに参加するのは高知県と協定を結び、交流を続けてきたダンサー。本格始動した踊り子たちの練習を取材しました。

21日、高知市で練習を行ったこちらのよさこいチーム。2026年、初めてよさこい祭りに出場する「よさこいラプチャーズ」です。チームには6歳から64歳までのおよそ90人のほか、東京を拠点に活動するプロのダンサー達も参加します。

一緒に踊るのはプロダンスリーグ=Dリーグに参画する「CHANGE RAPTURES」の5人です。

◆CHANGE RAPTURES​ AYUMIさん
「ダークな世界観と道具を使うのがすごく得意なチームなので、エンターテインメント性の高いチームです」

チームの運営会社と県は3年前に協定を結んでいて、これまで、メンバーが県内の学校を訪れて子どもたちを指導するなど、地域と連携した活動を続けてきました。2025年9月には「よさこい四万十」にも参加。そして2026年、念願だった「よさこい祭り」に出場することになりました。

21日、練習で講師を務めたのは、2025年の「よさこい四万十」にも参加したAYUMIさん。踊り子たちに、手の開き方や足の動きなどをレクチャーします。

◆CHANGE RAPTURES​ AYUMIさん
「(振り付けの)腰を落とす部分とかは、個人的に伝えさせてもらったんですけど、大前提に『みんなが解放して踊れる』ようなよさこいになれたらいいのかなと」

チームを引っ張るのはプロのダンサーだけではありません。チームが東京・高知市・四万十市の3つの拠点で練習していることや、高知での練習に毎回プロダンサーが参加できないことから、県内のダンス部に所属する生徒たちもインストラクターを務めます。

◆高知大学 土屋美空さん
「よさこいを踊るのが初めての方もいるので、教え方を試行錯誤しながら、みんなが楽しめるように頑張りました」

◆山田高校 竹村胡美さん
「(Dリーグのダンサーと踊れて)うれしすぎて爆発するぐらいうれしいので、本番も『CHANGE RAPTURES』の方を見ながらモチベーションをあげて全力で頑張りたい」

チームのテーマは「Spark」と「協調」。「ため込んだ自分たちのエネルギーを発散する」という意味と、「これまで取り組んできた地域との連携への思い」が込められていて、曲には「四万十川」など、2025年に初めてよさこいを踊った四万十市ゆかりの言葉が入っているほか、振り付けには「CHANGE RAPTURES」と同じものも採用されています。

◆踊り子
「ダンサーを目指していて、いろんな経験を積むために(参加した)。堂々とした踊りを見て喜んでもらえたらいいなと」

AYUMIさんは、「Dリーグ」と「よさこい」の共通点は「人に届けるために踊る」と話します。「ヒップホップ」×「よさこい」という新しいスタイルを目指しているため難しい振りもありますが、チーム全員で試行錯誤しながら「よさこいラプチャーズ」本格始動しました。

◆CHANGE RAPTURES​ AYUMIさん
「ダンスとは違う動きの難しさとか、しなやかさとか、そういう部分にもすごくひかれるというか。まちや仲間、未来に熱を広げていきたいという思いで取り組んでいるので、一人一人が熱い気持ちをもって、みんなですばらしいよさこいにできたらいいなと」