地域の人たちが、ゴミ拾いでまちをきれいにしながら、防災の意識を高めるイベントが行われました。参加者は、自分たちのまちを自分たちで守る「共助」の大切さを学びました。

このイベントは、高知県内でホームセンターを展開するフタガミが、地域貢献活動の一環で2026年から行っています。

きのう参加したのは、高知市の竹島町内会のメンバーや地域の保育園の保育士、そして高知ユナイテッドSCの選手ら、およそ20人。

高知市桟橋通の店舗に集まり、近くにある公園の高台まで、ゴミを拾いながら歩きます。 

およそ2キロの道中、参加者は清掃活動の傍ら避難の際に“危険”になるかもしれない場所を確認します。

(フタガミ防災アドバイザー 岡林哲史さん)
「柵をつけているが、割れて倒れているかもしれない。逃げる途中で、もたれかかると転ぶことも考えられる。コンクリートの橋は、下にずれることも考えられる。“怖い”ということを知っておくことが大切」

公園に到着した一行は、高台に備えられているトイレなどの防災設備について説明を受けていました。

参加者は、清掃活動や避難経路の確認を通して、自分たちのまちを自分たちで守ることの大切さを学んでいました。

(高知ユナイテッドSC 新谷聖基 選手)
「災害が起きたときにすぐ行動できるように、自分と周りの人の生存確率を上げるために、(避難)経路を知っておくことは大切だと、意識しながら歩きました」

(高知ユナイテッドSC 佐々木敦河 選手)
「高知の人を一人でも、地震が起きたときに助けられるように。(高知ユナイテッドの)チームメイトや、近くに住んでいる人たちに伝えてあげられたらと思っている。(学んだことを)生かしていきたい」

こちらの2人は、いざというときに“地域の力”を借りることの大切さを感じたようです。

(地域の保育園の保育士)
「塀がたくさんある道だったので、(園児だけで)逃げるには、あのルートは使えないかなと、ちょっと危険な箇所が多いなと感じました」

(地域の保育園の保育士)
「カートが使えなくて、歩けない子どもがたくさんいるので、保育士だけでは逃げきれない。地域の人に声をかけて、一緒に助けてもらいながら、避難するようにできたらと感じた」

(フタガミ外部アドバイザー 本山和平さん)
「公助は発災直後は手がまわらないと、どの災害でも言われている。地域の皆さんが横のつながりで“自助”“共助”で助け合うことが非常に重要」

フタガミは、今回のイベントを他の店舗でも行い、共助の輪を広げていきたいとしています。