
地域コミュニティとの連携も重要な備え
楠瀬さんは、物理的な準備だけでなく、地域とのつながりも重要だと指摘します。
▼フタガミ 防災アドバイザー 楠瀬淳司さん
「自分の地域の避難場所や避難経路も散歩しながら確認するとか、そのときに1人だけでなく地域の方と話をしながら・コミュニケーションを取りながら、そういうことに取り組んでみるのも、おすすめだと思います」
これもまた「フェーズフリー」と言えます。普段から地域の人たちとコミュニケーションを取り、避難場所や避難経路を確認することが、災害時の円滑な避難・安心感につながります。
「いざという時のために、日ごろから備えておく」というのは、頭では分かっていても難しいことです。だからこそ日常生活の中で防災用品を試しておくことで、必要なスペースや所要時間、そして具体的な個数について知ることができ、より実践的な備えにつながります。
「フェーズフリー」という考え方は、「防災」を「特別なこと」として捉えるのではなく、「日常の延長線上」に位置づけることで、より身近で実用的な備えを可能にします。
「普段」と「緊急時」の区別をなくし、「備えのある日常」を送ることで、私たちはより安心して毎日を過ごすことができます。










