
教訓は過去の大雨災害、「頼みの綱」の消防無線も機能せず⋯
台風15号と前線に伴う大雨により、村の東部地区では、3日間で年間雨量の3分の1にあたる1055ミリの雨を観測。村では200か所以上の土砂崩れが発生し、一部の家屋が流出したほか、多くの世帯が孤立状態となりました。
停電が発生した影響で、役場から各世帯に電話が繋がらなくなり、情報伝達手段は「消防無線だけ」になったといいます。その“頼みの綱”である消防無線も、一時は混線状態となり、「情報ネットワークの課題」が浮き彫りになりました。
この「早明浦豪雨」を教訓にして、大川村は光ファイバーや無線LANなどの通信網を整備してきました。その中で、役場から一方的に発信するだけでなく、初めて住民との“双方向のコミュニケーション”が可能になったシステムが「タブレット型テレビ電話」でした。
村民は「タブレット型テレビ電話」で、災害時だけでなく平常時でも、1日3回の役場からのお知らせや議会放送・ラジオを聞いたり、役場や近くの診療所に電話したりと、様々に活用できます。「タブレット端末」ではなく「テレビ電話型」の端末にしたのにも、理由があるといいます。










