地元で語り継がれる民話を題材にしたアニメの上映会が1日、高知県室戸市で開かれました。海の大切さについて考えるきっかけとなったようです。
アニメ「クジラとイノシシ」は、各地の海にまつわる民話を後世に残そうという日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で制作されました。

山に住む大きなクジラと海に住む泳ぎが苦手なイノシシが、神様の提案で住む場所を入れ替わったという話で、環境と共存をテーマにしています。

上映会には住民らおよそ30人が参加。プロジェクトのスタッフや地元の実行委員からアニメができるまでの裏話や室戸らしさをどう反映させたかなどの説明を受けました。

アニメには、ジオパークの象徴でもあるタービダイトの岩やマンボウが泳ぐシーンなどが描かれているということです。アニメを見た住民らは室戸市とクジラの関係などについて改めて理解を深めていました。
▼参加者は
「今は、クジラは海、イノシシは山におるけど、それが逆になった場合が見られてよかったです。クジラは大きくて、ほんまに数少ないっていうことをもっとみんなに知ってもらいたいと思いました」
▼参加者は
「山の神様と海の神様が、「よし、交代しよう!」というのがおもしろかった」
このあと参加者たちは、海とクジラとの繋がりをこれからも守っていくため、海岸でごみ拾いを行いました。この「クジラとイノシシ」は、室戸世界ジオパークセンターなどで上映されるほか、DVDの貸し出しも予定されています。











