高知市は、来月開会の市議会3月定例会に、一般会計の総額で過去最大となる1684億円の新年度当初予算案を提出する方針です。予算の編成にあたり財源不足が見込まれていましたが、市は「事務事業の見直しなどで財源を確保できた」としています。

高知市の桑名龍吾市長が会見で発表した新年度当初予算案は、一般会計の総額で、前年度より44億円多い1684億円です。3年連続の増加で、過去最大となっています。

「持続可能で安全・安心な高知市」をテーマに編成が行われ、具体的には、老朽化する小中学校などの学校施設の整備費におよそ34億4100万円を計上しています。(前年度比:約15億8100万円増加)

また、2024年に市内で起きた小学校の水泳授業中に男子児童が溺れて死亡した事故を受け、水泳の授業に「監視員」を配置するなど、プールの安全対策費としておよそ3520万円を充てています。

予算の編成にあたっては「財源不足」が見込まれていましたが、事業の廃止や郵送料の削減など、18億円を目標に全庁をあげたコストカットを実施し、財源を確保したということです。

▼高知市 桑名龍吾 市長
「市民・子どもたちの安全を守るのは第1だと考えていますし、老朽化した施設が本当に多くなっていますので、『ここは先送りできない』ということで予算を組まさせてもらいました」

高知市議会3月定例会は、3月4日に開会します。提出される議案は、当初予算案を含めた69件で、このほか報告が7件です。