高知県室戸市に伝わる海の民話がアニメになり、関係者が室戸市を表敬訪問しました。
アニメは、日本財団が進める「海と日本プロジェクト」の一環で、海と関わりのある地域の民話をアニメにし、後世に残そうと制作されました。監督はこれまでに数々の日本の昔話をテーマにアニメを制作した沼田心之介さんです。

16日はアニメの完成を受け、舞台となった室戸市に「海ノ民話のまち」認定証とDVDが植田壯一郎市長に手渡され、完成したアニメが披露されました。タイトルは「クジラとイノシシ」。室戸にはそれぞれ山と海を見守る神々がいて、山に棲む大きなクジラは、あくびや寝返りで木々を倒してしまい、海に棲むイノシシは泳ぎが下手で、食べ物を得られず苦しんでいました。困った二柱の神は相談し、クジラとイノシシの棲む場所を入れ替えることに。やがてイノシシは山でマムシを見つけて喜び、クジラは海で小魚を食べて暮らすようになったというストーリーです。海の恵みに感謝する心を忘れずに、海の生き物と人間が共存していく世界を目指そうという思いが込められています。


(室戸市 植田壯一郎 市長)
「海・山それぞれのやっぱり思いというのも伝わってくるようなお話ですので、皆さんに感じていただけたらうれしいなと思います」
(アニメを制作した 沼田心之介 監督)
「捕鯨であったりとか、クジラに関する興味を持ってもらう、きっかけになったらいいなというのとですね、やっぱりこのお話を通して、室戸の海の恵みであったり、そういった海との繋がりを感じていただければうれしいなと思います」
「クジラとイノシシ」は「海ノ民話のまちプロジェクト」のサイトで17日から公開されています。










