春のセンバツ高校野球に、21世紀枠で高知農業が出場することが決まりました。春夏通じて初、悲願の甲子園出場は、「部員3人」という苦しい時期を乗り越えて掴んだ“夢の切符”でした。出場が決まった1月30日、学校で取材した様子をまとめています。

高知農業は2025年9月の高知大会・準々決勝で、優勝した明徳義塾を相手に9回まで2-2の接戦を展開し、延長10回タイブレークで惜しくも敗れました。秋の成績は県大会ベスト8でしたが、強豪・明徳義塾を相手に健闘したことなどから、センバツ高校野球「21世紀枠」の四国地区候補校に選ばれていました。

そして迎えた1月30日。学校では、塩田雅彦校長、清本祥一教頭、野球部の下坂充洋監督、森澤樹紀部長が、出場校が発表される選考委員会の配信映像を見守っていました。

◆選考委員会の発表
「21世紀枠の出場校は、長崎西高校⋯」

最初に「長崎西」が呼ばれた時点で、現場には「同じ西日本の学校が選出される可能性はないだろう⋯」という空気が流れました。しかし、その2.5秒後⋯