11日、高知市で「二十歳(はたち)の祝典」が開かれました。節目の日を迎えた若者たち。期待と希望に胸を膨らませ、決意を新たにしていました。
11日午前6時。高知市春野町の呉服店には、高知市だけでなく土佐市、佐川町、日高村の「はたちの集い」に出席する大勢の若者たちが続々と詰めかけました。営業は午前5時にスタート。この日だけでおよそ100人の予約が入り、総勢53人のスタッフがフル稼働で着付けやヘアメイクの対応にあたりました。
店の人によりますと、振り袖のトレンドは最新の優しい、淡い色合いと、王道の古典的な濃い色合いの二極化が進んでいるといいます。着付けやメイクを終えた若者たちは、記念写真を撮るなどし、誇らしげな表情を見せていました。
「お母さんに買ってもらった振り袖なので、きれいに着こなせるように立派な大人になりたい」

「空手を習っていて、いつもビシッとしている感じなんですけど、振り袖が可愛くて『大人になったな』って感じてます。いろんな友達と会えるのが楽しみです」

高知市の会場は県民体育館。冷たい風が吹き付ける中、若者たちが続々と集まってきました。高知市では2025年度、2908人が対象で、式典は2145人が出席しました。桑名市長は若者たちに「高知で生まれ育ったことを誇りに思ってほしい」とエールを送った後、代表して7人が壇上に上がり、今後の決意を語りました。
「知識と技術だけではなく、相手の気持ちを受け止められる医療現場で必要とされる医療従事者へと成長していきたいと思います。二十(はたち)歳の節目を機に自分の行動に責任を持ち成長し続けたいと思います」

式の最後、高知で結成されたバンドRIP DISHONORが曲を披露。式典に花を添えました。
式典の後、若者たちは写真撮影をしたり、友人と久々の再会を喜び合ったりして、思い出話に花を咲かせていました。
衣装にも注目です。こちらの若者は?
「海上自衛官です。(Q.実際に普段着用する服)そうです。式典とかで着ている服を持ってきました。日本のためにも頑張っていきたい」

「新成人敬礼」

人生の節目を迎えた若者たち。晴れ着に込めた思いや、今後の決意や夢を聞いてみると・・・
「成人式って節目の行事だと思うので、それを仲良い人と迎えられたというのはとても嬉しい。教員志望なのでそれに向けてしっかりした大人になって、しっかりした子を育てるような大人になりたい」

「建築学科なんで建築士目指して頑張っていきたい」

「私のおばあちゃんが私のいとこに買ったんですけど、すごい可愛いので私も着たいと言って着させてもらいました。(髪飾りは)母が作ってくれて、『あんたやるだけやりなさい』って言って、張り切りました」

「県内で公務員になりたいと思っています」

「子どもたち一人一人の悩みだったり、真摯に向き合えるような教員になりたい」

「おそ松さんがめっちゃ好きで、カラ松が好きなので全部青にしました。目標はプロの声優になることです。1つの夢が大きくなって、自分が有名になってから高知県をアピールしたくて。高知県が大好きなので声優という仕事で恩返しができたらいいなって思ってます」

会場にはこれまで育ててくれた両親や学校の先生の姿もありました。
(先生)
「一緒に遊ぶ笑う泣くをともにしてきたので、感極まってます。福祉の現場に出る子たちなのでこの高知を盛り上げてくれたらと思います」
(生徒)
「残りの1年間の学校生活を楽しみながら、社会福祉士の免許を取って鑑別所や児童養護施設とか子どもと寄り添えるような仕事に就きたいと考えております」

(父親)
「(Q.息子が成人してどう)涙をぐっとこらえて我慢している状態です。大きくなってくれてありがとうと言いたい。人の役に立つような人間であってほしいと思います。立派に育ってくれてありがとう」

「嬉しいのでこれからは親孝行していこうと思います」

決意や希望を抱きながら歩みを続ける若者たち。人生の節目の日を迎え、忘れられない思い出としてしっかりと胸に刻むことができたようです。
「新成人最高知」











