2022年の干支と、2023年の干支の「引き継ぎ式」が、高知市で行われました。2023年の干支はウサギ。トラからウサギへの引き継ぎのはずが、引き継がれた動物はウサギのような・・・
高知市の桂浜水族館で行われた「干支」の引き継ぎ式。2011年からわんぱーくこうちアニマルランドと桂浜水族館が合同で開催していて、毎年交互に干支の代表を任命しています。

2022年の寅年代表は、わんぱーくこうちの「スマトラトラ」。迫力抜群!子供たちにも大人気の動物です。そのスマトラトラは、さすがに引き継ぎ式の会場には来られず、代わりにやってきたのが…あれ、「ウサギ」!?2023年が主役のはずなのですが、なんということでしょう。引き継がれるわけではなく、「引き継ぎ役」になってしまいました。

そして、2023年の“うさぎ年”代表として任命されたのは…桂浜水族館の「アカメ」!「ウサギのように赤い目を持つ」という共通点で任命されました。

引き継ぎ式には地元の小学生と園児も招待され、大きなアカメを間近で観察したりウサギを触ったりしていました。
▼訪れた子ども
Q好きな動物は
「ウサギです!お耳のところ!ふわふわなところ!がかわいかった」
Qアカメは
「目が赤かった!来年はお年玉ももらいたいし、あと誕生日にはいろいろ買ってもらいたい!」
▼わんぱーくこうちアニマルランド 久川智恵美 飼育員
「当園のスマトラトラのアカラとカリが今年の干支代表としてみんなに元気を与えてくれて、コロナも吹き飛ばすような覇気を見せてくれて頑張ってくれたと思う。」
▼桂浜水族館 藤井康行 飼育員
「アカメはけっこう臆病な魚ではあるんですけど、エサを食べるときは力強くばくっと食べるので『力強く大きく飛躍する』、そういった気持ちを背負って干支の代表を務めてほしい。」
干支代表をトラからしっかりと引き継いだ“うさぎ年”代表のアカメ。2023年も、来園者に元気を与えてくれる存在になってほしいですね。