7日は二十四節気の一つ「大雪(たいせつ)」。暦の上では雪が降り積もり本格的な冬が訪れる頃とされています。7日朝は県内各地で厳しい冷え込みとなり、高知県四万十市の海や川ではモヤが立ち朝日に照らされました。

午前7時ごろ、四万十市の平野海岸から望む太平洋。雲の切れ間からオレンジ色の太陽が姿を見せると、海面から湧き立った水蒸気が朝日に照らされ、赤く染まります。こちらは午前7時半過ぎの四万十川。川辺に並んでじっとアユの様子を伺っているのはシラサギで、川の中に忍び寄り、産卵を終えて弱ったアユを狙っていました。

7日朝の県内は16か所の観測地点のうち本山と窪川で氷点下の気温を観測。高知市、南国市後免、黒潮町佐賀など8つの地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。高知地方気象台によりますと朝の冷え込みは7日がピークで、8日以降、最低気温は次第に上がってくる見込みだということです。