オリンピック金メダリストの櫻井つぐみ選手が「高知の農業応援特使」に就任しました。高知県産農畜産物の魅力を発信するコマーシャル撮影時のエピソードも語ってくれました。
JAグループ高知が今年、新設した「高知の農業応援特使」。初代の農業応援特使に就任したのは、パリオリンピック™レスリング金メダリストで、香南市出身の櫻井つぐみ選手です。きっかけは櫻井選手が県内の生産者と交流するJAグループ高知のコマーシャルに出演したことでした。櫻井選手の笑顔や元気なイメージが、太陽の光を浴びて育つ高知の農産物のイメージと重なることから、特使就任につながったということです。櫻井選手は今後、JA主催のレスリング教室などへの参加や、メディア出演を通して県産農畜産物の魅力をPRします。

(高知の農業応援特使に就任 櫻井つぐみ 選手)
「オリンピックの時は群馬で生活してたんですけど地元の野菜や肉を送ってもらってましたし、地元の食べ物が一番力になるなって思います」
また櫻井選手はコマーシャル撮影時のエピソードも語ってくれました。

(櫻井つぐみ 選手)
「いろんな野菜だったりお肉の生産者さんのところに行ってお話することができて新鮮な気持ちになりましたし、すごく皆さんの愛を感じました。おいしさを表情で伝えるっていうのはすごく難しかったんですけど皆さんの協力のおかげでコマーシャル自体も魅力的に撮ってもらえて、すごく良かったと思います。高知の農業応援特使に就任したことで、もっと高知の良さを皆さんに知ってもらいたいなと思いますし、レスリングやっている後輩たちも高知のおいしいものを食べてもっと強くなっていってほしいなって思います」

肥料や飼料の価格高騰や生産者の高齢化、担い手不足など課題が多い中、JAグループ高知は県産農畜産物を選ぶことで、高知の農業を応援してほしいとしています。櫻井選手は冬に生産される県産農畜産物をテーマにした第2弾のコマーシャルにも出演する予定です。