任期満了に伴い17日に告示された高知県の安芸市長選挙は、元安芸市議会議員の新人、西内直彦(にしうち・なおひこ)氏が無投票で初当選しました。
安芸市長選挙は無所属で元市議の新人、西内直彦氏(54)以外に立候補者はなく、西内氏が初当選しました。西内氏は安芸市出身の54歳。民間企業などを経て2022年9月から2025年6月まで安芸市議会議員を務めました。1期目では地域活性化のため、旧市役所跡地の活用や周辺でのビジネス展開を考えているほか、人口減少対策として自身の農業経営の経験を生かし農家の所得向上などに努めたいとしています。

(無投票で初当選 西内直彦 氏)
「(安芸市は)産業構造や人口構成とか、構造的な課題がありまして、それが安芸市の発展の阻害要因になっているというふうに感じている。それを一つ一つ克服していきながら産業振興や地域振興を進めていきたい」
安芸市長選挙が無投票になるのは今回で3回連続です。初当選した西内氏の任期は9月3日から4年間です。