高知県内は16日から断続的に大雨が降り続いていて、現在、警報は解除されていますが、県中部を中心に、土砂災害に十分な注意が必要です。また、交通機関への影響も続いています。
県内は大気の状態が非常に不安定となっていて、16日から断続的に大雨が降っています。18日朝にかけて、一時は高知市や宿毛市など10の市町村に大雨警報が、高知市に洪水警報が出ていましたが、現在はすべて解除されています。降り始めからの降水量は、いの町本川で356.5ミリ、佐川町で287.5ミリ、本山町で254ミリなどとなっています。(16日午後2時~18日午前11時)

この雨の影響でJR土讃線の土佐山田ー大歩危間と伊野ー窪川間で、運転を見合わせていて、運休となった特急列車も出ています。高知地方気象台によりますと、これまでの大雨の影響で地盤が緩んでいるところがあり、19日以降も雨が降る予報となっているため、土砂災害には十分注意をし、河川の増水などにも注意が必要です。