よさこい祭りまでおよそ2カ月。演舞場の一つとなる高知大学朝倉キャンパスでは、学生たちが踊り子に配るメダルの制作を進めています。
よさこい祭りでは、踊りの表現力・技量が優れている人に、会場ごとに、「優秀踊り子賞」としてメダルが贈られます。このうち、高知大学朝倉キャンパスの演舞場では、毎年、学生が主体となって木製のメダルを作っていて、12日は、地域協働学部の10人がデザインを考えました。普段から、県全体を研究フィールドとして地域と関わっている学生たち。カツオやクジラ大学のシンボルであるヤシの木などをデザインに反映させていました。
(2年生 谷脇歩果さん)
「踊り子さんの笑顔が咲いてほしいという意味を込めて花をモチーフに考えました」

(2年生 山下功祐さん)
「よく見ると(表は)高知県の県章、県旗にのっているマークになるようになっていて、裏は高知大学といえばヤシの木なのでヤシの木の高さを建物つかって表しています。高知の要素を全部詰め込んだデザインになっているので、高知で踊ったっていう実感を味わってほしいのと、踊ってよかったなと思ってほしい」

学生たちが考えた合わせて20のデザイン案は、他の学生や教員が投票を行って採用する案を決定します。演舞場が開かれる8月10日・11日に合わせておよそ400個のメダルが踊り子たちに配られる予定です。