税理士などを目指す生徒たちに先輩の税理士が「努力の大切さ」などを伝える講義が24日、高知市の専門学校で開かれました。
講義を受けたのは高知市にある龍馬情報ビジネス&フード専門学校会計ビジネス学科の1年生です。税理士などを目指して学んでいる生徒たちの役に立てばと毎年行われていて、卒業生で実際に税理士として働く八松一仁さんが講師を務めました。

八松さんは税理士試験の受検資格である「日商簿記1級」の難易度や税理士になるまでの自らの経験を説明しながら、努力し続ける事の大切さを伝えていました。
(会計ビジネス学科1年生 林未来さん)
「税理士として活躍する人の話を直接伺うことができて、税理士って自分が思っている以上に奥が深いんだなということが、改めて実感できたのでとても良かったです」
(会計ビジネス学科1年生 谷山孔隆さん)
「難しい検定という話を聞いて、何回落ちたとしても、どういうところで失敗したかを考えて、次の試験とか資格に繋げていくことが大切だなと思いました。少しずつ自分なりの努力をして(税理士という夢に)近づけていけたらいいなと思います」

先輩の話に真剣に耳を傾けていた生徒たち。早ければ年末から就職活動がスタートするということです。