公立学校の職員に採用された教諭らあわせて271人にも辞令が手渡されました。辞令交付式では一人ひとりの名前が呼ばれた後、代表の教諭が新たに就任した今城純子(いまじょうじゅんこ)教育長から辞令を受け取りました。

式のあとの研修会では今城教育長が「教諭として大切にしてほしいこと」を伝えました。

(高知県教育委員会 今城純子 教育長)
「子どもたちの成長を間近で見守りそしてそれに貢献できるということは私たちにとっては最大のやりがいです。子どもが好き、人が好き、高知県が好き、何とか貢献できる仕事がしたいとそう思って教師を志しました。初心を忘れないでください」

全国的に「なり手不足」が課題となっていますが県内では多くの人が「希望」や「目標」を胸に「教員」としての新たな一歩を踏み出します。

(中学教諭に採用)
「子どもに寄り添える教員になりたいなと思います。まずはしっかり職場になれて新しく出会う子どもたちとたくさん勉強していけたらなと思います」

(中学教諭に採用)
「これから卒業する生徒とか見届けると思いますが、その子たちが『先生!』って帰ってきてくれるような先生になろうかなと思います」

(県教育委員会 今城純子 教育長)
「高知県の教育を少しでも前進させていくために誠心誠意取り組まなければいけないなという覚悟を新たにしたところです。(新人の)教職員にも無限の可能性がありますし、子どもたち1人ひとりの無限の可能性を最大限引き出してほしいなと思います」

新採用の教諭たちは2日からそれぞれの学校で仕事をはじめます。