高知県四万十市を流れる四万十川の支流、竹島川で養殖のアオサノリの収穫が4年ぶりに行われました。

四万十市では四万十川右岸側の間崎地区と、四万十川と河口近くで合流する竹島川の下田地区で四万十川下流漁協がアオサノリを養殖しています。ノリの胞子を培養して種付けした網を川に立てた杭に張り、海水と淡水の混じり合う環境を活かしてノリを生育させる仕組みです。2024年までの3年間はノリが育たず収穫できませんでしたが2025年は伸びは短いながらノリが育ち、4年ぶりの収穫です。14日は漁協の関係者らが川に入り、ヘラを使って網に着いたノリをこすり取っていきました。

(四万十川下流漁協 沖辰巳 組合長)
「4年ぶりに収穫ができることについては、みなさんそうですけど大変うれしく思っています。感覚としてもやっぱり体が覚えているので、とにかく収穫することが楽しいです」

網に残ったノリは、20日ほど経つと再び伸びるといい本格的な収穫が見込まれます。