高知県は職員の業務効率を高めるデジタル化推進の一環として、24時間公用車の鍵の貸し出しができるシステムの運用を3日から始めました。

こちらが県庁で運用が始まった公用車の鍵の貸し出しをする機械です。平日だけでなく休日も利用でき、各ボックスには公用車33台分の鍵やETCカードなどが保管されています。県庁の本庁舎ではこれまで職員が公用車を使う際は管財課の窓口で申請手続きをしていて、早朝や夜間、休日の場合には当日に鍵を受け取れないことが課題となっていました。

このシステムの導入により窓口に行かなくても職員のパソコンから車の空き状況を把握できるほか事前予約も可能となりました。実際に車を使う場合はマイナンバーカードを機械の読み取り部分にかざしアルコールチェックを済ませば簡単に鍵を受け取ることができます。
(県職員)
「そんなに難しいシステムでもなく簡単に使える。いつでも(公用車を)借りられるし返せますのでそれが便利」
(県管財課 角田憲紀 課長)
「予約が見える化しますので、リアルタイムで公用車の利用状況がわかることで車両の稼働率向上につながる。(職員には)少しの時間ですが、時間短縮されたところを本来の業務に活用してもらいたい」