自然の力を利用して四万十川流域の環境を再生させるための国際シンポジウムが3月、高知県内で開かれるのを前に関係者がシンポジウムの概要について会見を開きました。

会見を開いたのは生態系総合研究所の小松正之代表理事と東京都立大学の横山勝英教授です。県内では3月4日と5日の2日間、高知県四万十市と四万十町で四万十川流域の環境を回復させるための国際シンポジウムが開かれることになっています。

シンポジウムでは「四万十川流域の汚染原因」や「自然の力を利用した環境回復の取り組み」が主なテーマで、四万十川流域の農地ではこの取り組みを日本で初めて導入することを紹介するということです。

(生態系総合研究所 小松正之 代表理事)
「小さいプロジェクトだけれども、一人一人がその場所場所でやれば、大きな成果になる」

国際シンポジウムは3月4日に四万十市で5日に四万十町で開催され、一般参加も可能だということです。