山里に、早春の風景です。高知県宿毛市の川沿いの公園で紅白のウメの花が咲き、これから見ごろを迎えそうです。

何とも、おめでたい光景。紅白のウメの花が咲いているのは宿毛市北部の橋上町、松田川の上流域にある『楠山公園』です。

およそ350本の7種類ほどのウメの木が植えられた梅園になっていて地元の住民らが手入れをした遊歩道も備えています。

2025年は寒さが続いた影響もあり開花が、2週間ほど遅れているといいます。紅色の花は7分から5分咲きぐらい。一方、白や淡い桃色の花は早咲きの品種でも2分咲きほどです。

「すごくきれいですよね。心が洗われるような、いい香りがします。ここを歩くと」

「すごく穏やかな感じで、春が来たなとうれしく思います」

黄色い花を咲かせているのは『ロウバイ』でバラ科の植物です。漢字では蝋燭の“蝋”にウメの“梅”と表記。由来は“蝋で作った梅の花のよう”とされています。

見ごろは3月中旬になりそうです。