23日の昼ごろ、高知県梼原町で、空き家と隣接する住宅が全焼する火事がありました。空き家は20年以上人が住んでおらず、警察は不審火も視野に調べています。

火事があったのは梼原町坪野田の木造平屋建ての空き家です。須崎警察署の調べによりますと、23日の午後0時40分ごろ、空き家の隣に住む男性が自宅にいたところ、パチパチという音が聞こえてきました。男性が外を見ると、空き家から煙が出ていたということです。

男性はその後、避難し、消防に通報。火はおよそ30分後に消し止められましたが木造平屋建ての空き家1棟(およそ40平方メートル)と隣に住む男性の木造平屋建ての民家(およそ45平方メートル)が全焼しました。けが人はいません。

出火した空き家は20年以上人が住んでいなかったということで、警察は不審火も視野に火事の原因を捜査しています。