建設業に“魅力”や“やりがい”を感じてもらおうと、高知県土佐清水市の中学校で出前授業が行われました。生徒たちはドローンや建設機械の操作を楽しみながら体験できたようです。
清水中学校で行われた出前授業は県などが推進する建設業の担い手を確保するための取り組みの一環で、2年生59人が参加しました。中学生に建設業を身近に感じてもらい、将来、職業の選択肢の一つとして考えてもらおうというのが狙いです。出前授業では幡多土木事務所の職員が土木事業の役割について説明を行ったほか、体験学習も行われました。建設現場では測量や空撮などに活用するドローン。県建設業協会土佐清水支部の協力を得て3機の小型ドローンを体育館で飛ばします。

(生徒)
「ふだん(ゲームで)使っているコントローラーと同じ感じなのですごく楽しいです。(Q.仕事として使うのはやってみたい?)やってみたいです」
また、グラウンドには溝を掘ったり土砂を運んだりする油圧(ゆあつ)ショベル機が2台登場。生徒たちは操作の手ほどきを受けながらカラーボールをすくって隣のかごに入れる作業を体験しました。

(生徒)
「楽しかったです。向きとか、角度とか(調整するのが)難しかったです」
体験などを通して生徒たちは建設業の仕事について学ぶことができたようです。