障がいがある人たちに自立した生活を送ってもらおうと、家計管理についての講演会が7日に高知県香南市で開かれました。

講演会は障がいがある人やその家族、支援する人たちを対象にファイナンシャルプランナーの藤具圭介(ふじとも・けいすけ)さんを講師に招き、家計管理をテーマに開かれました。この中で藤具さんは、「家計管理を行う障がい者を支援する中で大切なのは助言ではなく、寄り添うこと」だと述べました。講演会には支援者のほか障がいがある人たちも参加し、藤具さんの話に耳を傾けていました。

「お金の怖さを感じました。詐欺にあわないようにということと、お金は大事に使うことを学びました」

主催した福の種グループは今後も障がい者の就労支援などを続け、社会課題の解決につなげていきたいとしています。