ヒマワリ畑の新たな名所が高知県香美市に誕生しました。そのヒマワリがこちらです!一気にスタジオが華やかになりましたね!

このヒマワリをきっかけとしてふるさとに人を呼び込もうと、若い生産者たちが奮闘しています。

(リポート:松岡葵アナウンサー)
「土佐山田町のヒマワリ畑に来ています。この黄色いパッと目をく花びら、そして日差しに向かって勢いよく花開いている様子を見ていると、私のほうまで元気になってきます」

およそ1万2000平方メートルの畑一面に咲き誇るのは、20万本ほどのヒマワリ。開花時期が早い「サンマリノ」という早生品種です。

(松岡葵アナウンサー)
「こんにちは~」

ヒマワリ畑を管理している大峯悠聖(おおみね・ゆうせい)さんです。

(松岡葵アナウンサー)
「これだけのヒマワリ、本当にすごいですね!いつから育てているんですか?」

(シーズンファーム 大峯悠聖さん)
「実は今年が初めてで・・・5月の上旬から一面にヒマワリの種を植えました。有名な土佐市のヒマワリ畑があるが、そこの代表の人が来て、『一年目でこれはすっごいなあ!』と言われたので、自信にはなっています」

大峯さんは県内の高校や専門学校で農業について学んだあと、県外などで修業を積み、今は地元=香美市でキャベツを栽培しています。キャベツなのにヒマワリ?その背景には、ふるさとへの思いがありました。

実は、キャベツの栽培は秋から春まで。夏の間は一時的に耕作放棄地になってしまうこの畑を、何とか地域貢献のために利用したいと考えました。

(インタシーズンファーム 大峯悠聖さん)
「今までビジネスとしては、僕がつくったものをお客さんに(届ける)というのが僕のスタイルだったが、次は違うことをしたくて、“香美市に人を呼びたい”っていう」

さらに、大勢の人に香美市に来てもらおうと、南国市でニラを栽培する山下真生さんとSNSで知り合い、『若手農家向日葵プロジェクト』を設立。ヒマワリの手入れや畑での接客だけでなく、SNSでの発信にも力を入れています。

(インタシーズンファーム 大峯悠聖さん)
「僕の野望は、この規模で終わりたくなくて。高知県一番を狙っていきたくて。あればあるほど・・・・壮大なスケールでお花畑をつくっていきたいなと思います」

香美市土佐山田町のおよそ20万本のヒマワリは、今週いっぱい楽しめそうだということです。