愛媛県は、コロナ禍で運休が続いていた松山-台北便の定期路線が、2024年3月6日から再開する見通しになったと発表しました。

松山-台北便は、新型コロナの影響で2020年2月から運休に入り、さらに運航するエバー航空のパイロット不足などで当初は来年3月末まで継続の予定でしたが、条件が整ったとして来年3月6日から再開する見通しとなりました。

コロナ前と同じ週2往復を予定していますが、春の行楽シーズンにあたる3月20日から4月30日の間は週4往復、運航します。

県は再開による経済効果を年間およそ12億円と見込んでいて、利用促進に向け、台湾でのPRのほか県民のパスポート取得や修学旅行での活用を、積極的に後押ししたい考えです。

(愛媛県・中村時広知事)
「観光消費が増大することによって、結果的に地域経済の活性化にもつながることを、心から期待しています」

今回の再開で、松山空港の国際線は、ソウル便や釜山便を含め過去最多となる、週12便が運航することとなります。