数日間を振り返ってみて、
▼表情が暗い
▼食事の量が減った
▼トイレの回数が増えた
など体調面での変化。
その他、無口な子がよくしゃべる、逆におしゃべりな子があまり喋らないなどの変化にも注意してほしいといいます。

学校に行かせるかどうか悩むときには、その判断材料となる「学校休んだほうがいいよチェックリスト」もあります。
このチェックリストは、不登校の子どもたちを支援する団体と精神科医が共同で開発したもので、LINEを使った無料のサービスです。

最近の子どもの様子など20の質問事項に答えると、学校を休んだ方がいいかどうかの結果と、アドバイスをもらうことができます。
中島さんはその上で、このように呼びかけています。
(臨床心理士・中島珠実さん)
「一人一人違うので、周りと比べてじゃなくて、子供さんには自分自身の身を守るためにという感じで、自分を大事にしていいんだよということを伝えたいし、お母さんたちには周りと比べないで、わが子の今の様子を見てあげてほしいと思う」
学校に行けないというのは決して悪いことではなく、自分の心と体を守るサインです。
一人一人のぺースでよりよい学校生活を送って欲しいですね。