(質問)
「一度学校を休んでしまうと、もう行けなくなってしまうのではないかと不安に思う人も多いと思います。そういったときには、どのように考えたらいいんでしょうか」

(臨床心理士・中島珠実さん)
「焦って動かそうとしたら、その何倍も時間がかかって立ち止まってしまったり、ひきこもることも起こりがち。これからずっととは思わないで、まずは3日間、1週間と思って、一回寄り添ってあげる」

そのうえで中島さんは焦らないことが大切だと訴えます。

(臨床心理士・中島珠実さん)
「悪いことをしていると考えないで、僕にとって私にとって、この時間が必要なんだと親も言ってあげてほしいし、本人にもそう感じてほしい。ずっと続くわけではないので、必ず出口があるので、焦らないで構えてほしいと思う」

子ども達が発するSOSは、学校へ行きたくないという言葉以外にも何かあるんでしょうか?

中島さんによると、子どものSOSのサインにはこのようなものがあります。